芭蕉碑


  千寿といふ所より船をあがれば
  前途三千里のおもひ胸にふさがりて
  幻のちまたに離別の
  なみだをそそぐ「行く春や鳥啼き魚の目は泪」


 松尾芭蕉「奥の細道」矢立初めとなった有名な一節です。
文政3年(1820)10月12日の芭蕉忌に際し、俳聖「芭蕉」を偲び、江戸随一の儒学者で書家としても高名な亀田鵬斎が銘文を、文人画壇の重鎮である谷文晁の弟子で大川(現:隅田川)の対岸関屋在住の建部巣兆が座像を手がけるなど、千住宿に集う文人達により建てられました。
 建碑以来百七十有余年、永年の風雨により剥落損傷が激しく判読できぬ為に、平成7年当社御鎮座1200年祭に際し復刻し、これを契機に「奥の細道矢立初め全国俳句大会」が毎年春に開催されています。



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