タイトル


平成十八年三月二十六日

一 等

 姉妹にそろひの笑窪桜餅
新潟県 佐藤 香薫 様 

二 等

 よもぎ摘む母の小さくなりにけり
埼玉県 保泉 一生 様 

三 等

 杜甫に会い李白と別れ春の夢
荒川区 吉川 三郎 様 

四 等

 菜の花の雨ころころと笑ひけり
板橋区 畑乃 武子 様 

五 等

 先を行く子は菜の花にまぎれけり
北 区 町田 蒼風 様 

主選者 大竹多可志賞

 先を行く子は菜の花にまぎれけり
北 区 町田 蒼風 様 

素盞雄神社賞

 水仙の咲く数かぞふ風の指
千葉県 島田 忠巳 様 



当日嘱目《境内の景を詠む》入選句 ■ 
 一位  初蝶の神の庭より翔ちにけり
 二位  凛として子育ていちょう芽吹きたる
 三位  神鶏の小首かしげる花曇り
 四位  みちのくにつづく空あり初桜
 五位  素盞雄の力漲る木の芽かな
 六位  梅見しもみんなやさしくなりにけり
 七位  耳遠き祖母にぎやかに梅を褒め
 八位  境内の一歩に匂う桃の花
 九位  境内に祈願の旗や桃の花
 十位  神域に琴の音流れ長閑なり
十一位  大銀杏芽吹き確かや除幕式
十二位  誘われて野点の席や桃の花
十三位  しだれもうちあげはな火みたいだな
十四位  花馬酔木碑包み匂いけり
十五位  紅白の桃咲く杜に笙ひびく
十六位  初蝶がもう抜け道を知ってをり
十七位  桃開きゆったり歩む宮司の背
十八位  琴の音や瑞光石へ梅明り
十九位  母のゐし千住に春を訪ねけり
二十位  絵馬かかげ神木銀杏芽吹きけり




ページトップ