タイトル


平成十四年三月二十四日

入賞作

 公魚の二度程跳ねて凍てにけり
昭島市 横山魚人 様

入賞作

 船頭の花へ花へと曲がりけり
京都府 通円孝次 様

入賞作

 梅のさきがけ大屋根を沈めたる
荒川区 菅谷和夫 様

入賞作

 爪先にこころあつめて花の能
千葉県 岩上とし子 様

入賞作

 春の雪地につくまでを遊びたる
西多摩郡 木住野光石 様

鈴木鷹夫賞

 春や春六十歳の自由かな
足立区 小林和子 様

素盞雄神社賞

 人はみな心で耐える蕗の薹
葛飾区 佐藤霞岳 様



当日投句《境内の景を詠む》入選句 ■ 
一位  むらさきの袱紗を捌く花の下
二位  神鶏の砂浴びつづく花の昼
三位  桃の花天蓋にして矢立句碑
四位  花吹雪開運の鈴鳴らしけり
五位  ご奉仕の釜寄豆腐あたたかし
六位  菜の花やあすかの杜に句碑あまた
七位  囀りの膨らんでくる朝の杜
八位  桃祭心澄むまで琴を聴く
九位  桃の影あり焚き上げを待つ筵
十位  桃散らす風の機嫌やお焚き上げ
十一位  佐保姫の香りたゆたふ天王祭
十二位  拝殿をゆるがす太鼓風光る
十三位  江戸の絵図いまに伝えて桃の宮
十四位  境内にある交番と桃の花
十五位  一服を賜る梅の香を添えて
十六位  枝垂桃白きは光はね返し
十七位  鰐口の風の湿りや桃日和り
十八位  芽吹きはや素盞雄さまの大銀杏
十九位  一服のお薄に和む花の冷
二十位  連段の琴に和すごと囀れり




ページトップ