紅白の桃花咲き競う4月8日は、素盞雄神社御創建の日。平安時代延暦14年(795)、1200有余年前にさかのぼります。この日には「疫神祭(えきじんさい)」朝夕の神事を斎行し、江戸の頃より災厄除けの「白桃樹御守(桃の御守)」が伝わっています。
紅白の矢口桃を咲き始めとして、源平の咲き分けや照手の紅白、純白の残雪しだれに菊桃までの種々の桃花咲き競うなか、この咲く花をお供えとして、氏子崇敬者から奉納された雛人形を境内各所にお飾りいたします(2月下旬~4月上旬頃)。
紅白の桃花咲き競う4月8日は、素盞雄神社御創建の日。平安時代延暦14年(795)、1200有余年前にさかのぼります。この日には「疫神祭(えきじんさい)」朝夕の神事を斎行し、江戸の頃より災厄除けの「白桃樹御守(桃の御守)」が伝わっています。
紅白の矢口桃を咲き始めとして、源平の咲き分けや照手の紅白、純白の残雪しだれに菊桃までの種々の桃花咲き競うなか、この咲く花をお供えとして、氏子崇敬者から奉納された雛人形を境内各所にお飾りいたします(2月下旬~4月上旬頃)。
当社御創建の4月8日に斎行される祭典です。朝御饌の儀においては、白い花をつけた桃の枝で祓を行い(四方鎮の儀)、つづいて桃の木片を燻した煙と香りとで四方を祓い清めます(燻桃)。
邪気を祓う霊木である桃の木で奉製した災厄除けの御守です。『古事記』ではイザナギノミコトが死者の国の追っ手に桃の実を投げつけて難を逃れ、昔話の鬼退治のヒーローも桃から生まれたように、桃には悪いものを祓う不思議な霊力があると古くから言い伝えられています。桃の漢方薬としての効能は現在も認められますが、この御守も本来は煎じて飲むものでありました。現在は、その裏面に御自分の名前を書き込み、身につけ、または神棚に納め、身にふりかかる災厄を祓う御守として、4月1日から8日の間のみ授与いたしております。
御名入れ希望無しの方は、上記期間内の当日授与も予定しておりますが、 御守の奉製数に限りがありますので、事前の御予約をおすすめいたします。
戦後の復興から成長・安定。下町のお父さんお母さんたちは、大切な可愛い娘のために立派な雛人形を揃えました。そして、時の流れ・住環境の変化により、段飾りのお雛様も登場の場が狭められ・・・。 お家の押入れで眠っていたお雛様が、お天王様に咲く桃の花をお供えに、今ふたたびの晴れ舞台です。
新暦3月3日は、まだ蕾。お雛様は桃の花咲く4月上旬頃までお飾りいたします。
矢口桃
源平桃
残雪しだれ
照手桃
菊桃